先日、4COLORS社員で、そごう美術館で開催されていた「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」へ行ってきました。
レオナルド・ダ・ヴィンチというと『最後の晩餐』や『モナ・リザ』などの絵画が有名ですね。
恥ずかしながら、私はそのくらいの知識しかなく、なぜ「多才」「天才」と呼ばれるか知りませんでした。
今回の展示では、ダ・ヴィンチが遺した数々の手稿に焦点が当てられ、その手稿を元に作った模型が展示されていました。
まず、展示を見て一番に驚いたことは、手稿の数の多さと分野の幅広さ。
「空を飛びたい」とか「水の中を自由に歩きたい」みたいな人間の憧れを叶える装置から、戦争のための道具、機械仕掛けの楽器などがあり、実に様々な分野に精通していたことがうかがえました。
空を自由に飛ぶのは、昔から人類の夢だったんですね。
戦車も考えていたようです。
ちなみに、戦争のための道具に関しては、わざと手稿を間違えていたりして、
その人間性を感じ取ることができました。
龍がデザインされた弦楽器。絵画だけでなく、音楽も好きだったことがうかがえます。
レオナルド・ダ・ヴィンチが生まれたのは1452年。日本では室町時代と呼ばれる頃。
今からおよそ500年前に書かれた手稿を眺め、ダ・ヴィンチの探求心と独創性を見習わなければなあと思いました。
時が経ち、スマートフォンがあればなんだってできてしまう時代ですが、その中でも、少しだけコミュニケーションを豊かにできるサービスをご提供できればと思います。