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株式会社ヤマハミュージックジャパン様

現場の知を学びに変える
社内大学で講座制作数3倍増を実現した動画活用の仕組みとは?

株式会社ヤマハミュージックジャパン様は、日本国内において楽器・音響機器をはじめとする幅広い製品や「音・音楽」に関わるサービスをお客様に提供しており、2024年4月に国内における直営の小売販売・音楽教室運営をおこなう「株式会社ヤマハミュージックリテイリング」と合併しました。
2023年10月には合併に先駆け、両社の「知識の共有」と「学びの場を作る」ことを目的とし、社内大学「ヤマハミュージックアカデミー」を開講され、講座制作を効率化して学びを活性化する目的で2024年8月にPIP-Makerを導入していただきました。

本記事では、人事総務部・人事課 主事 深水舞子様に、同社の講座制作におけるPIP-Maker導入の効果や、活用方法などについてお話をうかがいます。

はじめに、 社内大学「ヤマハミュージックアカデミー」についてお聞かせください。

当社は、2024年4月に国内における直営の小売販売・音楽教室運営をおこなう「株式会社ヤマハミュージックリテイリング」と合併しました。
それまでの教育システムは、人事部主導の階層別研修といった制度しかなかったところ、合併を機に両社の知識・経験・スキルを教え合い、学び合う風土を作るために社内大学として「ヤマハミュージックアカデミー」を開講しました。

私たちは「学習する組織」「共感する組織」「自走する組織」を目指して社内大学を運営しています。その中でも、私は受講率や制作率といったKPIをもとに、講座制作や受講の推進に取り組んでいます。

講座は従業員であれば誰でも作ることができ、学部は「モノ・サービス学部」「コト学部」「コーポレート学部」「教養学部」の4つです。具体的な講座内容は「レジ締め業務のポイント」や「弦交換で気を付けるべきポイント」など現場ですぐに役立つものもありますし、実際に行った商品研修や不審者対応訓練などをそのまま録画して講座にしているものもあります。

5大コンセプト

動画ツールを活用しようと思ったきっかけや、PIP-Makerを選ばれた理由をお聞かせください。

社内大学を設立した当初は、ワイプで顔出ししながら自分の声で録画する「社員が作る講座の手触り感」を大事にする方針でした。そのため、自分たちで画面録画をしながら講座を作っていたのですが、顔出しを負担に感じる従業員もいますし、撮り直しに手間がかかることが課題でした。読み間違えで一部だけ差し替えるとなっても、日が違えば服装や髪型も異なって違和感が出てしまいますよね。その結果、動画制作にハードルを感じる従業員が多く、思ったように講座が増えませんでした。

社内大学を作った目的は講座を作ることではなく、講座を見た人が自分の業務に活かして業務効率が上がり、その相乗効果として業績も上がることです。しかし、講座が増えなければ目的を達成できないと感じ、開講から1年ほど経ったところで動画作成ツールの導入を決めました。

PIP-Makerを選んだ決め手は「操作がシンプルなこと」と「充実した導入後のサポート」です。PIP-Makerの操作はわかりやすく、導入後に現場から使い方に関して質問がきたことはほとんどありません。むしろ「説明書を見なくても直感的に操作できるほど簡単です」といった感謝の声が上がるほどです。

サポート面では、私たちの要望に応えていただける姿勢に感動しました。一方的にPIP-Makerでできることを伝えるのではなく、私たちが実現したいことに対してできるかどうか、どう実現するかを教えていただきました。

また、実際にPIP-Makerやパワーポイントの使用方法に関する説明会を従業員向けに実施してくれるなど、機能以外の面でサポートしていただける点もとても助かっています。説明会をきっかけにPIP-Makerに興味を持った人も多く、後日「さっそく講座を作りました」という従業員もいました。おかげで講座作りに対するハードルが低くなったと実感しています。

PIP-Makerをどのように活用されているのでしょうか。また、導入後に感じた効果もお聞かせください。

ヤマハミュージックアカデミー内の講座を作る際にPIP-Makerを活用しています。導入前は1つの講座を作るのに2〜3日かかっていたのですが、PIP-Maker を使うと30分以内に作成できます。イントネーションにこだわるともう少し時間はかかりますが、それでも半日以内には完成します。

以前のパワーポイントの録画機能で動画を作っていた時よりも、講座作りに対するハードルと負担は大きく下がりました。実際に2024年の下期に公開した講座のうち、約86%の講座制作でPIP-Makerが活用されています。また、講座の制作数は、PIP-Makerの導入前から約3倍に増加しています。

PIP-Makerは、アバターの位置を動かせることやパワーポイントの大きさを変えられることなど、画面構成を自由にアレンジできるのが嬉しい機能です。また、テロップとセリフを紐付けできることや、講座内容を差し替えるときにスライドだけにするか、セリフだけにするかを選べることも非常に便利だと感じています。

特にアバターを設定できることで、誰かが話しているという温かみが生まれると感じています。当初は顔出しで録画する予定だったので、アバター機能は講座のイメージに近づけられる要因になりました。その中でも、私たちはアバターの有無を使い分けています。会社のフィロソフィーや守ってもらいたいルールなどの講座ではアバターを使わず、人による「カン・コツ・ツボ」を教えるときには、講師に寄せたアバターを使うなど、動画の内容や雰囲気によって変えています。

PIP-Makerの導入によって、社内大学の運営に変化はありましたか?また、活用で工夫していることもお聞かせください。

講師側における制作本数の増加に加え、受講者の姿勢も変わりました。PIP-Maker導入前は、主にデスクワークが中心の人の視聴がメインでした。しかし、導入してからは、小売や音楽教室といった現場で働く人の視聴率が大きく上がりました。これには店頭で音を出して動画を見られないという課題に対し、PIP-Makerのテロップ機能によって音を出さずに視聴できることが効果を発揮したと考えられます。

PIP-Makerのおかげで講座の数が増えるにつれて、受講する人も増えてきました。私はよりヤマハミュージックアカデミーが活性化するように、社内向けにメールで新着の講座をURLと一緒にお知らせしています。新着の講座以外にも視聴数の多い講座や、多く受講した個人のランキングを毎月発表しています。ランキング上位の受講者には特製のクリアファイルを進呈しており、できていない部分を指摘するのではなく、できている部分を称賛する取組みも実施しています。

私たちのように小売や音楽教室が全国に点在している企業はもちろん、同じ建物内に機能が集結している企業であっても、属人化している知識や経験があるはずです。「このコツを共有したらもっと成績を伸ばせる人がいるのに」と感じることもあるでしょう。PIP-Makerを使えば、物理的な距離に関係なく知識や経験を共有できます。

また、私たちの会社では、定年を迎える人が「自分の知識や経験を残したい」という想いから、退職前にPIP-Makerで講座を作ってくださる人もいます。社内大学を立ち上げた目的の1つは「教え合い・学び合う風土」を作ることです。社内大学では、PIP-Makerを使うことで少しずつ知の共有が広まっていると感じています。

最後に、動画ツールの導入を検討されている他社の皆さまにメッセージをお願いします。

ヤマハミュージックアカデミーは自律学習を目標にしているので、強制受講という形はとっていません。しかし、今後はログインして学習する習慣をつけるために、一部必須化することも検討しています。例えば、入社したら必ず見る動画や、特定の部署に配属されたら必ず見る動画などです。
そうすることで、まず社内大学という取り組みを知ってもらうこと、その結果、教育をする人も受ける人も効率的に仕事を進められるようになり、本当の意味での「知の共有」が醸成されていくことを期待しています。PIP-Makerの活用の幅が広がるのではないかと考えています。最近は若手社員の中で、自身の経験から学んだことを共有する動画などにPIP-Makerを活用してくれる人も増えてきています。これも、パワーポイントから気軽に動画を作成できるPIP-Makerの効能ではないかと思います。

<4COLORSスタッフ一同より>
深水様、この度は貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。現場で蓄積された知見を体系化し、学びとして全社に還元することで組織力を底上げする「社内大学」という御社の取り組みは、多くの企業にとって組織づくりの新たなヒントになると感じました。
御社の取り組みを支える一助となれるよう、スタッフ一同、今後もより良いサービスの開発と、お客様へのサポートに邁進してまいります。
今回の記事が、皆様のご参考になれば幸いです。

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