大企業の自律的なDXを推進するアバター動画作成サービス『PIP-Maker』(ピーアイピーメーカー)を提供する、 株式会社 4COLORS(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 加山 緑郎、以下、4COLORS)は、 日本電信電話株式会社(NTT)のグループ企業である共立建設株式会社(以下、共立建設)が、 アバター動画作成サービス『PIP-Maker』を全国の支店で新規入場者教育に活用し、 大幅な人的コスト削減を実現したことをお知らせいたします。
■背景課題と導入経緯
共立建設は、1956年創業の総合建設会社として、NTTの通信関連施設から集合住宅まで幅広い実績を持っています。同社では数年前から建設DXの取り組みを進めており、本社の業務効率化や全国に展開する支店の新規入場者教育などに『PIP-Maker』を活用しています(2022年6月導入)。
これまで、新規入場者教育は、現場の安全確保や円滑な工事進行のため、必ず現場従事者1名が新規入場者に対して30分から1時間の説明を行う必要がありました。しかし、単独での現場が多い同社では、この説明に時間を取られるため、現場の稼働が止まってしまうケースが多発していました。
そこで、パワーポイントから簡単にアバター動画を作成できる『PIP-Maker』の導入を決めました。動画で新規入場者教育を行えば、現場従事者は他の作業に専念でき、大幅な人的コストの削減が期待できました。
■『PIP-Maker』選定のポイント
1. 外部発注による動画制作よりも時間やコストがかからないこと
2. パワーポイントで作成した既存の資料から簡単に動画化できること
3. 動画の修正や再共有が容易にでき、URLで動画を簡単に共有・視聴できること
■活用方法と今後
建設現場で行う新規入場者教育をアバター動画で実施。建設DXの時短と省力化をサポート。
共立建設では、新規入場者教育用の資料をパワーポイントで作成し、『PIP-Maker』を使ってアバター動画に変換しています。 動画にはスキップや早送りができない設定をしており、現場の安全を確保するため、新規入場者に最後まで視聴してもらっています。
また、動画はQRコードで共有しており、インターネット環境がない現場では、動画データを事前にダウンロードして送信したり、外国人従業員に対しては、自動翻訳機能を活用したりしています。
九州支店の工事課長は「PIP-Makerを使うことで、新規入場者教育の時間を大幅に短縮でき、現場の稼働効率が上がった」と語ります。 また、本社のi-コンストラクション推進室長は「現場発で活用が広がることを期待しており、良い事例となれば他の支店にも水平展開していきたい」と話しています。
詳しい内容は以下をご覧ください。
新規入場者教育の人的コストを大幅削減。建設DXの時短と省力化をサポートするPIP-Maker(共立建設株式会社様)